口腔ケア
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口腔ケアとは、「お口のケア」ですが、普段の歯磨きとどう違うのでしょうか。口腔ケアを必要としている人は、身体機能の経過に加え、多くの場合、摂食嚥下障害など何らかの口腔機能の低下が見られます。
口腔ケアを必要としている方の多くは、麻痺や認知症などの疾患がある方です。いきなりケアをするのではなく「これから歯を磨きましょう」と要介護者が安心するような声かけしてください。
姿勢をしっかり整えること、眠気が強い時は避けるなど口腔ケアを行うにあたっての注意点もしっかり守りましょう。
また、口腔ケアをする際は、歯の状態だけでなく、歯ぐきや舌、喉などもしっかり観察しておくことも大切です。気になる症状を発見しましたら、医師に相談ください。
器質的口腔ケア
器質的口腔ケアとは、「口腔内を掃除し清潔に保つ」ためのケアです。歯磨きが基本的なケアになりますが、口腔内は、多くの細菌が付着しています。
食べかすやプラークを取り除き清潔に保つことで、お口だけでなく全身も健康でいられます。
機能的口腔ケア
機能的口腔ケアとは、「口腔内の機能を回復させ、維持・向上する」ためのケアです。口の筋肉がうまく動かせないことを想像してみてください。しゃべることや食べることが出来ているのは、口腔機能が維持出来ているからこそできることです。すでに上手く動かせないという方も諦めないでください。
お口のリハビリをして、筋肉と脳が刺激されたことにより、失われた口腔機能が回復することもあります。