入れ歯
入れ歯のお手入れ
入れ歯のお手入れについてはどんなものがあるのかご存知ですか?
入れ歯にも歯と同じように食べかすやプラーク(歯垢)がつきます。毎日のお手入れで清潔にしておくことが非常に大切です。
入れ歯のお手入れをしないことで起こるトラブル
- 口臭の原因
- 口内炎の原因
- 口腔内の細菌が増殖
- 入れ歯に色素や歯石が沈着しやすくなる
- 部分入れ歯の場合、クラスプなどがかかっ
ている歯が虫歯や歯周病になりやすくなる
食後のお手入れ方法
1.義歯ブラシを用意する
入れ歯を洗浄するための専用のブラシを用意しましょう。
*義歯ブラシは歯科医院や口腔ケアコーナーで販売しています。
2.義歯の洗い方
義歯ブラシを用意し、手のひらでしっかりと持ち流水下で洗うようにしましょう。ブラシの大きいほうピンクの樹脂の部分を、ブラシの小さいほうでクラスプなどの金属のバネ部分を洗います。熱湯で洗わない・ゴシゴシと力をいれすぎないことも重要です。歯肉などに接する内面を磨きすぎると、すき間ができたり傷がついてしまったりするので注意が必要です。クラスプなど汚れが残りやすい部分は特に丁寧に磨きましょう。
就寝前のお手入れ方法
1.毎食後のお手入れと
同様に洗う
基本就寝前と毎食後のお手入れ方法は変わりません。食後に磨いているように丁寧に磨きましょう。
*入れ歯を洗うときは歯磨き粉は厳禁です。
*就寝時はなるべく入れ歯を外してください。
*外した入れ歯は乾燥しますとひび割れなどの原因になりますので必ず、入れ歯が浸るくらいの容器に水を張り浸けてください
2.ぬるま湯に義歯洗浄剤を
入れて、入れ歯を浸ける
洗浄剤を使用することにより、ブラシだけでは落としきれない汚れやガンジダ菌などの真菌や細菌を除去できます。洗浄剤を利用して清掃しましょう。
洗浄剤の種類により、時間などが変わってきますので、確認してください。また、熱湯は入れ歯の変形に繋がるので厳禁です。
*入れ歯を保管する容器は歯科医院でも販売しています。
3.義歯用ブラシで浮き上がった汚れと義歯洗浄剤を洗い流す
洗浄剤は必ず流水下で洗い流しながら、ブラシで磨き入れ歯を装着するようにしてください。磨くことで汚れが更に綺麗に落とせます。